2024-01-01から1年間の記事一覧

「年をとると、いいことなんかないよ」 お年寄りがよく言いますね。 「字がよく見えなくなった、耳が遠くなった、 腰が、膝が、体のいたるところが痛む。」 若いころは「あ~、そんなもんかな~」くらいにしか思わなかった。 でも実際に年をとってくると、気…

時代遅れでもいいんじゃないですかね。 スマホはメールだけ。 つねに現金決済。 車はミッションのポンコツ。 ときどき梅の花をみつめながら本を読む。 みかんの木に肥料をあげ、自作のたくあんをかじる。 青空に浮かぶ雲を追いながら、時間の流れを感じて生…

人にやさしく。 人にだけではないですね。 自分のまわりの世界に、すべてに、やさしく。 やさしさだけでは生きていけない、それが現実の社会ですが。 それでもやさしい人でありたい。

「生涯は、悔恨の連続であり、堆積だった」 川端康成「愛する人達」年の暮より 私の人生そのままですね。 しかたないです。 人間だもの。

穏やかに暮らす。 静かに日々を過ごしたいですね。 梅の香りに春を感じる。 そんな少しのことに心がゆれる。 心にゆとりのある暮らし。 生き方。 そんな人生をおくりたい。

作家の山崎豊子さんが今年生誕100年を迎える。 その作品一つひとつが強く語りかけてくる。 人として一番大切なものはなんですか?

今日は庭の畑で泥まみれ。 土ぼこりを思いきりすって、土をにぎりしめる。 あぁ、生きているなぁ、と感じる以上に、 生かされているなぁ、と思う。 人は土から離れて暮らすことはできませんね。

そろそろ自分を休ませてあげようと思います。 何十年も働いてきて疲れましたね。 残りの人生を大切に生きるために、体を休ませよう。 もう、いいんじゃないですか? と自分に問いかける。 今まで自分なりに頑張ってきましたもん。 仕事を本気で減らしましょ…

人の体は不思議です。 すべて地球上に存在する物質でできていますからね。 NaやらKやら、Ca、Pなどなど。 地球に存在する元素で作られていますから。 人の体は完全に無機質ですよね。 そこから一人ひとりに心が生まれてくることがさらに不思議です。 心は無…

能登半島の地震で被災された方たちに 一日でも早く心の平安が訪れますようお祈りいたします。

梅の花が咲き始めました。 まだ香りがただようほどではないけれど。 さすがに梅の香りは上品でかぐわしく、そして秀麗。 日本の花ですね。

夜の7時。ウォーキングをしながら空を見上げると オリオン座が天頂近くにある。 この寒い冬の時期に夜空を見ながらいつも思う。 あと何回オリオン座を見ることができるかな。

九牛の一毛 本を読んでいたらこの言葉がでてきた。 浅学の私には初めての言葉。 新選国語辞典で調べてみると 九牛とは、九頭のうし、たくさんの牛、とある。 そして、九牛の一毛とは、多くのなかのほんのわずかなことのたとえ、とある。 本を読んでいると、…

人の心を理解する心をもつことを教養という。 と以前誰かが言っていた。 相手の気持ちを理解することはとても難しい。 その人の生まれた時代、育ってきた環境を知らなければ何もわからない。 知った上で初めてその人の言動を少しだけ理解することができる。 …

生きてゆくのは大変です。 まずは肉体的に健康でなければいけないですからね。 年をとってくるといろいろなところに不具合が生じてきます。 日々の体調管理がとても大切。 精神的に健康でいることもなかなか難しいことです。 現役世代で働いている人は、複雑…

死者とともに生きよ。 大江健三郎「燃えあがる緑の木」より

あたたかい我が家で、あたたかいご飯を、家族みんなで食べられること。 そんなあたりまえの暮らし。 そうであることが奇跡なのか、そうでないことが奇跡なのか。 いま目の前にあるこの幸せをいつまでもにぎりしめていたい。

悲しいとき、人は強くなれる。涙の数だけ強くなれる。 とは言うものの当事者にとってみればなかなかそう思うようにはいかない。 時間が解決してくれるとは言うけれど、長い時間がかかるはず。 それでも、希望をもって生きてもらいたい。応援しています。

岩もあり 木の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流れる 山崎豊子「不毛地帯」より